昭和名作館

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「水戸黄門(1978)」~~ニセ黄門現る

水戸黄門
1978(昭和53)年/東映
監督:山内鉄也
出演:東野英治郎/里見浩太朗/大和田伸也/中谷一郎/高橋元太郎/栗原小巻/ハナ肇/植木等/谷啓/和田浩治/竹脇無我/三船敏郎
主題歌:「ああ人生に涙あり」里見浩太朗・大和田伸也


TBSで放送されていた『ナショナル劇場・水戸黄門』放送開始10年を記念して作られた、水戸黄門の劇場版。テレビシリーズのレギュラーキャストがそのまま起用されている。
同時上映は『トラック野郎 一番星北へ帰る』。


風車の弥七(中谷一郎)は、覆面の集団に襲われていた由美(栗原小巻)を助ける。由美は加賀百万石の前田家城代家老・奥村作左衛門(三船敏郎)の娘であり、お家乗っ取りを企む次席家老・村井主水(安部徹)が送り込んだ刺客によって襲撃されたのだった。
「加賀へ来てほしい」と由美に請われ黄門一行は加賀へ向かうが、由美と縁組するはずだった石川隼人(竹脇無我)は、寝返って村井の一味となっていた…。


テレビシリーズがそのままスクリーンに!
うっかり八兵衛や風車の弥七なども登場し、印籠を見せるお馴染のシーンもあり。
台詞回しもかなり聞きやすく、本当にテレビの水戸黄門そのままといった感じ。

お笑い要素を盛り込んでいるのが楽しくってイイね。
柏崎の旅籠「ささや」にニセモノの御老公・助さん・格さん(ハナ肇・植木等・谷啓)が現れる。当人たちには悪気はなく、勝手に勘違いした周りの人間に祭り上げられた結果が大騒動に繋がるわけだが、これが笑える。オドオドするニセ御老公・ハナ肇に対し、ニセ助さん・植木等の図々しいこと(笑)
騒ぎを起こしたニセモノを許し、且つ敵の目をくらませるために利用するあたりは、さすが黄門様。
かしまし娘も登場して、なかなか賑やかな作品になってます。

三船敏郎をもうちょっと見たかった気もするけれど、あんまり目立っちゃうと黄門様の映画じゃなくなっちゃうし、仕方ないか。
村井一味に寝返った竹脇無我の行動とか、展開は全て先が読めてしまうのだが、ストーリーがわかりやすくてテレビを見ているような安心感がある。映画版ということで何かスペシャルな要素を期待してしまうと物足りないかも。
私は東野英治郎の黄門様を観ていない世代なので(黄門様=西村晃の世代)、東野黄門のテレビシリーズの雰囲気を堪能できたのはとても嬉しい。

【水戸黄門(1978)】

 

ファミコンの水戸黄門 

映画の話から離れるが、ここ最近映画の水戸黄門シリーズを観ていて、ふとファミコンの水戸黄門のことを思い出した。
ファミコンの水戸黄門のカセットは2本出ていたと思うのだが、私が持っていたのは『水戸黄門II 世界漫遊記』の方。
黄門様一行がアメリカ、ドイツ、イタリア、ハワイ…などなど、世界を旅して事件をズバリ解決する!というもの。「この時代鎖国してんじゃん」とかいうツッコミはナシで(笑)

 

敵をやっつけながら聞き込みをして証拠品を集めていくんだけど、証拠品をつきつけるあたりは後にリリースされる『逆転裁判』シリーズみたいだ。
なかなか難易度が高くて、私は一面のアメリカすらクリアできなかった。攻略本も何も見ずにこれをクリアできたら相当すごいと思う。
いま思い出して、ものすごくやりたくて仕方がない。
小学生の頃は難しくてクリア出来なかったけれど、今ならもしかしたらイケるんじゃないかと燃えてきたのだ!
カセットがまだあるかもしれないので、時間があったら引っ張り出してやってみようと思う。