昭和名作館

音楽・映画・本など・・・昭和作品あれこれ。

「仮面ライダー対じごく大使」~~謎だらけの攻防

仮面ライダー対じごく大使
1972(昭和47)/東映
監督:山田稔
出演:藤岡弘/千葉治郎/小林昭二/潮健児/沖わか子/高見エミリー
主題歌:「レッツゴー!!ライダーキック」藤浩一


72年夏の「東映まんがまつり・へんしん大会」で公開された、『仮面ライダー』の劇場版オリジナル作品。
新怪人のカミキリキッドが登場する。


ショッカーは富士山頂の要塞にスーパー破壊光線砲を設置して、日本全土を焼き払おうと企てていた。
東日本ロードレース選手権に出場していた本郷猛(藤岡弘)と滝和也(千葉治郎)は、ショッカーの工作によりコースから外れヘリで攻撃を受ける。ヘリを奪い戦闘員になりすましてショッカーのアジトへ潜入した本郷と滝だったが、監視していた地獄大使(潮健児)によって閉じ込められ、そのままアジトが爆破されてしまう。
さらには立花レーシングクラブも襲撃され、立花藤兵衛(小林昭二)らがショッカーに連れ去られてしまう…。


立花のおやっさんが乗る車の側面に書かれた文字が、どっからどう見ても「立花レーツソグ」にしか見えず大爆笑。

ショッカーは本郷と滝を罠にはめるために工作するが、その方法というのが、レースの順路の看板の向きを変えてコースとは別の道へ誘導するという、なかなか古典的なやり方。二人が通過するときのみ看板の向きを変えて、通過後はまた元に戻すのだが…。
たまたま二人がぶっちぎりトップで走ってきたからこの方法使えたけど、他の参加者も大勢並走するような状況だったら、こんな工作使えないだろうに。
世界征服とか言ってる割には、やることなすこと全てセコすぎる。

本郷と滝が閉じ込められたままアジトは爆破…!!
それでも助かる二人!どうやって助かったかは永久の謎!!

ショッカーの人質となったエミたち。彼女たちが乗った車を追いかける本郷。
あんたさっきまでショッカーのアジトに閉じ込められてたのに、どうやってエミたちの居所を知ったのか???

そして、肝心の地獄大使は最後どこいった?逃げていなくなった??
気がついたら居なくなってたんだけど…。

すべてが謎のまま、何事もなかったかのように何の説明もなく物語は展開してゆく…。
そうだ、これは考えながら観ちゃいけないんだ。
謎の答えは、きっとみんなの心の中にあるのさ。