昭和名作館

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「仮面ライダー対ショッカー」~~再生怪人大集合!

仮面ライダー対ショッカー
1972(昭和47)/東映
監督:山田稔
出演:藤岡弘/佐々木剛/千葉治郎/小林昭二/天本英世/伊豆肇


72年春の「東映まんがまつり」で公開された、『仮面ライダー』の劇場版オリジナル作品。
サンショウウオを改造した新怪人・ザンジオーが登場する。


大道寺地球物理学研究所が襲撃され、大道寺博士(伊豆肇)が発明した人工重力装置GXの設計図が盗まれた。
地球の地軸を変えて世界征服するため、死神博士(天本英世)は盗んだデータから人工重力装置GXを作ろうとするが、盗んだデータには装置完成のために必要な肝心の「GXの方程式」が記載されていなかった。
大道寺博士は装置の悪用を防ぐため、万一の事を考えて娘の珠美にGXの方程式を預けていたのだった。しかしそのことがショッカーにバレて、珠美は誘拐されてしまう…。


ショッカーからの連絡手段が電話というのが、なんともこの時代らしい。
アジトに電話があるということは、電話線をひく工事のために業者がアジトに出入りしたりとかしてたのかな?
ショッカーもちゃんと電電公社に電話料金を納めていたんだろうか。
こういう生活感あふれる悪の組織、嫌いじゃないぜ!

それにしても、大道寺博士…小学生の娘に大事な設計図を預けるって、ちょっと安易すぎるでしょう…。
他に隠せそうな場所なんていくらでもあるでしょうに。

スーパー戦隊シリーズやメタルヒーローシリーズは見ていたものの、昭和の仮面ライダーシリーズだけはリアルタイムで見た記憶がない私。
当然、怪人については名前すら全然知らないのだけど、怪人たちの造形には惹かれるものがあるし、ネーミングセンスもなかなか秀逸で感心する。中には「そのまんまじゃねーか!」って突っ込みたくなる怪人もいるけど。
本作に登場する怪人では、アリキメデスとかかなり気になる存在。天才っぽい名前よね(あくまで名前だけ…)。

本作ではとにかくショッカーの怪人がたくさん登場、全部で30体以上登場するが全部把握できず。
地獄谷の崖の上に28体の再生怪人がズラリと並ぶシーンは圧巻。
こりゃあ、少年たちが熱狂したのもわかりますわ。

正直、ストーリーは全然大したことないけれど、そんなことは子どもにとってはどうでもよいのだと思う。
かっこいいライダーと怪人の姿がたくさん見られればそれでよし!
怪人図鑑を眺める感覚でのんびり観たい作品だ。