昭和名作館

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「超新星フラッシュマン 大逆転!タイタンボーイ!!」~~遠い昔、レー・バラキとタイタンの約束。

超新星フラッシュマン 大逆転!タイタンボーイ!!
1986(昭和61)年/東映
監督:山田稔
出演:垂水藤太/植村喜八郎/石渡康浩/中村容子/吉田真弓/清水紘治
主題歌:「超新星フラッシュマン」北原拓


スーパー戦隊シリーズ『超新星フラッシュマン』の劇場版二作目。テレビ放送のブローアップ版である。
テレビ放送終了後に、87年春の「東映まんがまつり」で公開された。

 

フラッシュマンとフラッシュキングは、宇宙の果てからやってきた宇宙最強の獣戦士ザ・ズコンダの挑戦を受けていた。かろうじてズコンダを倒したフラッシュキングだったが、再起不能のダメージを受ける。そして、ズコンダを連れてきた男、サー・カウラーが新たにメスの戦列に加わった。
そんな中、小学生が乗ったスクールバスが獣戦士ザ・ジライカに襲われた。フラッシュマンは助けに向かうが、そこに謎の暴走車が現れる。乗っていたのはレー・バラキだった。バラキはフラッシュマンにフラッシュタイタンを渡すために100年前に地球へやってきた。その後、長い眠りについていたが、フラッシュタイタンのセンサーが地上の危機を感じとり、勝手に動き出したのだった…。


この作品は、テレビ放送の第15話から第18話までの再編集版らしい。それを30分くらいの上映時間に詰め込んでいるので、展開が早くてついていくのが結構大変だった。
こういうのは、大人よりも子どもの方がストーリーを上手く消化できるのかもしれない。

バラキは元々は改造実験帝国メスの一員だったが、フラッシュ星の英雄タイタンと戦って心動かされ、メスに嫌気がさして造反したのだった。そして、タイタンから託されたフラッシュタイタンをフラッシュマンの元へ届けるために地球へやってきた。
命の危険もいとわずタイタンとの約束を守るべくメスと戦うバラキの姿には感動を覚える。過去がどうであろうと、真っ直ぐに善に生きようとする者は美しい。

恩に報いて仁義を貫き通そうとするその姿は、かつての東映任侠映画の世界に通じるものがあると思う。
バラキの姿が、高倉健や鶴田浩二と重なって見えたような気がした(ちょっと言い過ぎか?)。

なかなか良いエピソードだと思うのだが、やはり30分という短い時間にすべて収めるのは無理があるような気がする。
もうちょっと細かい部分までじっくり観たかった。

【ビデオ配信】超新星フラッシュマン 大逆転!タイタンボーイ!!