昭和名作館

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「超新星フラッシュマン」~~動物は大切に…。

超新星フラッシュマン
1986(昭和61)年/東映
監督:山田稔
出演:垂水藤太/植村喜八郎/石渡康浩/中村容子/吉田真弓/清水紘治
主題歌:「超新星フラッシュマン」北原拓


1986(昭和61)年2月~87(昭和62)年1月までテレビ朝日で放送された『超新星フラッシュマン』の劇場版第1作目。
86年春の「東映まんがまつり」で公開された新作オリジナル作品である。


ラー・デウスとリー・ケフレンは、宇宙生物と地球生物の遺伝子を利用して最強の改造生命体を作る野望に燃えていた。そのためには地球生物をたくさん集める必要があり、「子ども動物園」からたくさんの動物たちを盗んだ。
改造実験基地ラボーの行方を追っていたフラッシュマンは、獣戦士ガラゴスに襲撃される。ガラゴスは、鷹・イルカ・クモ・豹・ゴリラなどの特長を兼ね備えた最強生命体だった…。


86年だとテレビ放送を見ているはずなのだが、フラッシュマンは全然記憶にない。

地球から5人の子どもが宇宙の果てにさらわれて、それが20年後にフラッシュマンになるらしいのだが、さらわれた5人の地球の家族はどうしてるのだろう。フラッシュマンの活躍云々以前に、そっちの方が気になって仕方ない。

正義の味方のヒーローが民家の壁を突き破って侵入しそのまま何事もなかったかのように出てくるなど、笑えるシーンもあるのだが、全体としてはちょっと切ない空気が漂う。

子ども動物園から動物たちが連れ去られるが、その中で子犬のポチ一匹が助け出される。ポチの母親はガラゴスの遺伝子の中に組み込まれてしまった。
ガラゴスを倒すということは、ポチのお母さんをはじめ、利用された動物たちもすべて殺してしまうに等しいことであり、ガラゴスを倒すシーンはとても胸が痛む(倒した後、結局ポチのお母さんは戻ってきていないし助かっていない)。

子犬のポチが本当に可愛くて癒される。
世の中にはペットを平気で捨てるような勝手な飼い主もいるようだが、動物には愛を持って大切に育てようというメッセージがこの作品には込められているように思う。