昭和名作館

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「大戦隊ゴーグルファイブ」~~ザゾリヤ博士の罠

大戦隊ゴーグルファイブ
1982(昭和57)年/東映
監督:東条昭平
出演:赤木良次/春田純一/石井茂樹/伍代参平/大川めぐみ/高橋利道/吉田真弓/きくち英一/西口久美子
主題歌:「大戦隊ゴーグルV」MOJO、こおろぎ'73、ザ・チャープス


1982(昭和57)年2月~83(昭和58)年1月までテレビ朝日で放送されたスーパー戦隊シリーズ『大戦隊ゴーグルファイブ』の劇場版。
82年春の「東映まんがまつり」で公開された。


デスダークが恐るべき新兵器を日本に持ち込もうとしていることを知ったゴーグルファイブは、デスダークから脱走してきたザゾリヤ博士を救う。
デスダークは、どんな物質でも分子状に崩してしまうという超高分子破壊砲を使って東京を消滅させようとしているという。ザゾリヤ博士からの情報を受けて地獄が原へと向かったゴーグルファイブだったが、これらは全て罠だった…。


ゴーグルファイブ初鑑賞。

まず、ザゾリヤ博士を演じているのが西口久美子だと知って驚いた。
太陽がくれた季節』とかのイメージが強いから、まさか戦隊モノに出てたなんて。
特撮モノってたまにビックリするような人が演じてたりするから、それを見つけるのが面白い。

命の危機に瀕している悪者を目の前にしたとき、助けるのか否か…そして信じてやるべきなのか…。
人生、これと似たような場面に出くわすこともありますわな。命に関わるような緊急事態に直面することはなくとも、嫌なやつが困ってたら助けてやるかどうするか?みたいな。道徳の授業みたいだけどさ。
この映画では信じた結果騙されてしまうわけだが。
人が好すぎるのも考え物だが、良心に逆らうのもこれまたどうかと思うし、なかなか難しいところだ。

ゴーグルファイブの必殺技もなかなか印象深い。
特にゴーグルピンクの必殺技「ピンクハート催眠」は、名前の通り浴びせた相手に催眠をかけるというものらしいが…。浴びせられたマダラマンが多幸感に包まれてお花畑でウフフなハッピー状態に突入するのだが、これは見方によっては非常に怖いと思ったよ、色んな意味で。
戦隊モノの必殺技も色々あるけれど、これほど恐ろしいと思った技は他にないわ。

というわけで、話の筋とは全く関係ないところで戦慄した作品だった。