昭和名作館

音楽・映画・本など・・・昭和作品あれこれ。

「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」~~結束してクライム四天王を倒せ!

ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー
1978(昭和53)年/東映
監督:田口勝彦
出演:丹波義隆/伊藤平山/ミッチー・ラブ/風戸佑介/宮内洋/田中浩/小牧りさ/石橋雅史/安藤三男/潮建志/天本英世/金田治


1977(昭和52)年にテレビ朝日で放送された戦隊モノ第2弾『ジャッカー電撃隊』の劇場版。
1978(昭和53)年春の「東映まんがまつり」で公開された。


ジャッカーの4人が新宿で買い物をしていると、突如UFOが現れる。ジャッカーがスカイエースでUFOを追跡している間に科学特捜隊の燃料部隊が襲撃され、多量の貯蔵ウランが強奪される。壊滅したと思っていたクライムだったが、まだ世界各国で戦いは続いていたのだ。鉄の爪は、盗んだウランで大量の水爆を作り、それを利用して世界征服をしようと企んでいた。
そんな中、クライムの基地に潜入していたスパイが、脱走する際に鉄面男爵(潮建志)と地獄拳師(金田治)に銃撃されて息絶える。駆けつけた桜井(丹波義隆)とカレン(ミッチー・ラブ)は、そこで怪しい女を見つけ追跡を開始。彼女の正体はゴレンジャーのペギー松山(小牧りさ)だった…。


ジャッカー電撃隊とゴレンジャー以外にも、色んなヒーローの名前が出てきて面白い。

世界各国では戦いがまだ続いており、サハラ砂漠ではゴレンジャーがサハラ軍団と戦い、ヨーロッパでは仮面ライダーV3が鉄面軍団と、モンゴルで拳闘士軍団と戦っているのはキカイダー、アマゾンの奥地では仮面ライダーアマゾンが十面鬼を相手に奮闘しているとのこと。
そして、日本の奇怪岬にも各軍団が集結し、悪巧みをしているのだった。

ジャッカー電撃隊は初めて観たのだが、変身するときにいちいち強化カプセルに入らなければならないってのは、かなり面倒な設定だね。
カプセル入ってる間に攻撃されたらどうすんだ。

視聴率が低迷して35話でテレビ放送が終了してしまったらしいが、私個人的には結構面白いと思った。
番組開始当初はかなりハードなスパイアクションものだったらしいが、そういうのは子どもにはあまりウケないのだろうか。というか、子どもにはちょっと早すぎたのかな。初期がどんな感じだったのか興味が湧いて見たくなってきた。
この映画に関していえば、ハートクインとモモレンジャーが敵にピンクレディーの『UFO』を踊らせたりとか、子どもが喜びそうな流行りものネタもあって面白いんだけどな。

ジャッカー電撃隊で特に注目したいのは、変身後のスーツのデザイン性の高さ。
トランプをモチーフにしたカラフルでポップなデザインは、『バトルフィーバーJ』と並んで歴代の戦隊モノの中でもかなり独創性の高い秀逸なデザインだと思う。
『デンジマン』以降の戦隊モノのスーツデザインはどれも似たり寄ったりなのだが、これくらい思い切ったデザインが出てくると見た目にも楽しくっていいのにな~、と思うのだった。