昭和名作館

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「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン」~~ミサイル攻撃を阻止せよ

秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン
1976(昭和51)年/東映
監督:山田稔
出演:誠直也/宮内洋/小牧リサ/伊藤幸雄/だるま二郎/高原駿雄/鹿沼えり/轟謙二/風間千代子/八名信夫
主題歌:「進め!ゴレンジャー」ささきいさお・堀江美都子・コロムビアゆりかご会


スーパー戦隊シリーズの元祖である『秘密戦隊ゴレンジャー』。ゴレンジャーの劇場作品は全部で5本あるが、本作はその中で唯一のオリジナル作品である(他の4本は再編集版)。
1976(昭和51)年夏の「東映まんがまつり」で公開された。


黒十字軍は日本征服のために仮面怪人を次々に送り込んできたが、ゴレンジャーにことごとく倒されていた。逆転勝利を狙う黒十字軍総統(八名信夫)はミサイル攻撃を計画し、松山にミサイル基地の建設を進めていた。
情報を入手したゴレンジャーはフェリーに乗り込み密かに四国へと向かい、その船中で怪しい二人組・ケン伊藤(轟謙二)と謎の美女(風間千代子)に遭遇する…。


私はリアルタイムでゴレンジャーを見ていた世代ではないけれど、むかしの戦隊モノを今観てもそんなに古いとは感じない。
むしろ女性陣のファッションなんかはとてもオシャレに感じるくらい。

黒十字軍総統はメイクを施されてて顔がよくわからなかったが、八名信夫だった。さすが元プロ野球選手だけあってガタイがいいので、特撮の悪役も本当によく似合う。

本作は四国の様々な名所で撮影が行われており、観光映画のような役割も果たしているのではないかと思った。
中でも松山城での戦闘シーンは見応え満点。戦隊モノでこんなに美しい戦闘シーンがあったかしらと思うような、時代劇さながらの素敵な画にウットリしてしまう。

ロケについては、Wikipediaにこんな情報が載ってた。

本作で死の商人役を演じた轟謙二は、旅行代理店を兼業する俳優で、本作のロケのコーディネートに一役買っている。

ほえー。ケン伊藤役の轟謙二、結構色々な作品に出ているみたいだけど、旅行代理店と兼業ってスゴイね。本作でも見事な存在感を発揮しているし、素晴らしい仕事に拍手を送りたい。


戦隊もののストーリー展開って今も昔もそんなに変わらないと思うけれど、ここから戦隊モノの長い歴史が始まったのかと思うと、なんだか胸が熱くなる作品だった。