昭和名作館

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「飛び出す人造人間キカイダー」~~立体メガネで応援だ!!

飛び出す人造人間キカイダー
1973(昭和48)年/東映
監督:北村秀敏
出演:伴大介/水の江じゅん/神谷政浩/伊豆肇/植田峻/安藤三男/三橋幸男/上原ゆかり/西村秀人/清水一郎
主題歌:「ゴーゴー・キカイダー」秀夕木・コロムビアゆりかご会


1973(昭和48)年春の「東映まんがまつり」で公開されたうちの一本。
立体メガネをかけて観ると浮き出てみえる立体映画である。


東京・大阪・名古屋・横浜・札幌の五大都市全滅作戦を企むダークは、破壊されたロボットを復元するオールマイティ装置をつくりあげる。この装置を考案したのは光明寺博士(伊豆肇)で、ダークに悪用されることを恐れた博士は、装置のある地下に爆破装置を仕掛け、その鍵を近くの山に埋めた。偶然その鍵を拾ったヒロシ(西村秀人)は、ペンダントにしてユカ(上原ゆかり)にプレゼントする。
ユカは鍵を狙う怪人マダラスナトカゲに襲われ、それを助けたキカイダー(伴大介)は重傷を負ってしまう…。


ユカを襲おうと登場した新怪人マダラスナトカゲが「これからうんと凄くなるぞ、勇気のある者は、立体メガネをかけてみるがいい!!」と言い放つと同時に、画面上でも立体メガネをかけるように促される。

 

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むかし、雑誌の付録でもよくこんなんあったね、青×赤のセロハンを貼ったメガネ。これをかけて観ると、立体的にみえるというわけ。
ビデオだと3Dのシーンはモノクロ処理されていて、ただの白黒映画にしか見えないのがちょっと残念なところ。襲撃や戦闘のシーンで3Dが用いられているのだが、これ劇場でメガネかけて立体でみたら凄い迫力だろうし、むちゃくちゃ楽しいだろうな。
Blu-ray版には3D仕様で収録されているらしく、3D対応のテレビとプレイヤーと3Dメガネがあれば、ちゃんと3Dで鑑賞できるらしい(3D部分はモノクロ映像)。私はどれも持ってないので残念無念、3Dでは鑑賞できず。

戦闘シーンが終わると、「さぁみんな、立体メガネを取っていいよ!」というナレーションとともに、以下の画面に切り替わる。

 

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その後も、鳥取砂丘や横浜ドリームランドでのキカイダーVSマダラスナトカゲの戦闘シーンなどで、立体映像が挿入される。
また、キカイダー自身が「みんな、僕はこんな奴には負けないぞ!立体メガネをかけて見ててくれ!」と観客に呼びかけるシーンなどもあって面白い。
メガネかけたり外したりで忙しいだろうが、なんかこういうのって、スクリーンの中のヒーローと観客が一体となる感じが楽しくっていいね。子どもは特にこういうの喜ぶだろうし。

ホテルエンパイアのてっぺんにジローがジャジャーンと登場し、そこからヘリコプターに吊られるスタントも見もの。

昭和の特撮独特の重苦しさは、大人が観るにはちょうどよい心地よさがある。

【ビデオ配信】飛び出す人造人間キカイダー