昭和名作館

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「がんばれ!!ロボコン」~~青い鳥をさがせ!!

がんばれ!!ロボコン
1975(昭和50)年/東映
監督:奥中惇夫
出演:大野しげひさ/加藤みどり/山田芳一/佐久間真由美/福田信義/島田歌穂
主題歌:「がんばれ!ロボコン」水木一郎・山上万智子・コロムビアゆりかご会
    おいらロボコン世界一」水木一郎・コロムビアゆりかご会


1974(昭和49)年~77(昭和52)年にかけてテレビ朝日で放送された『がんばれ!!ロボコン』の劇場版第1作。1975(昭和50)年春の「東映まんがまつり」の一編として公開された。
テレビ放送の第9話『ビャーッ! 青い鳥を探せ!!』の再編集版である。


みどり(佐久間真由美)が鳥籠を持って歩いていると、変なロボット(ロボワル)がやってきて鳥籠を奪い、籠の中の青い鳥を勝手に放して逃げて行った。怒ったロボコンはロボワルを追いかけて懲らしめようとするが負けてしまう。
強くなりたいロボコンは、トレーニングセンターに行くのだが…。


本作では、みどりがロボワルの意地悪の被害に遭う。そもそも、鳥籠なんかを外に持ち出す方が悪いと思うのだが…。そして意味不明な八つ当たりをされるロボコン、かわいそうすぎる。
それでも強くなってロボワルに勝ちたいとトレーニングに励むロボコン、なんともいじらしくて泣けてくる。

このストーリーは、大山家の人間とロボコンの幸せ探しの心の旅なのかもしれない。
みどりが夢の中で青い鳥を探しに出かけるシーンがあり、夢から醒めたみどりは、ロボコンの優しさに気づいて涙を流す。
パパの言う通り、鳥だって本当は籠の中で飼われるより自由になった方が幸せなのかもしれない。鳥を追うことに執着するより、自分のすぐそばにある大切なものに気づけたみどりは、きっととても幸せな人間なのだ。
みどりの幸せな気づきは、青い鳥が運んできたプレゼントなのかもしれない。

最後はロボワルにもう悪いことはしないと約束させ、青い鳥も無事捕獲したロボコンとみどりたち。

ロボコンは今回の活躍で120点をあげてもよい!とガンツ先生に評価されるが、トレーニングセンターで物を壊して人間に迷惑をかけてしまったため、結果0点に。
がんばれ、ロボコン!!

【ビデオ配信】がんばれ!!ロボコン